TEC-DC9
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TEC-DC9は、9x19mmパラベラム弾を使用するシンプル・ブローバック方式・オープン・ボルト撃発のセミオート火器である。一般的には初期のセールス名である"TEC-9"と呼ばれることが多い。
- 1 TEC-DC9とは
- 2 TEC-DC9の概要
- 3 TEC-9の遊戯銃
イントラテック TEC-DC9
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「コロンバイン高校銃乱射事件」の記事における「イントラテック TEC-DC9」の解説
禁止命令が出る前に製造され、DO76305という製造番号を打たれたこのテック9は、1997年にコロラド州デンヴァーに住むロイス・スペインという男が手に入れていた。彼は銃の販売許可証をもって銃砲店を経営していたが、商売が思わしくなく、店を畳んで許可証も返上し、在庫品は自分のコレクションにした。そして、年に十回開かれるガン・ショーにそのコレクションを出品し、売りさばいた。 デンヴァーのガン・ショーでロイスのテック9を手に入れたのは、22歳のコンピューター技師、マーク・メインズであった。しかし、母親が銃砲規制に携わる仕事についていたため隠し持っているしかなく、逆に処分に困ってしまった。そんなとき、ピツァ・バーラーで働いていた友人のフィリップ・デュランからテック9を欲しがっている男たちがいるという耳寄りな話を聞いたのである。 そして、1999年1月23日、再び開かれたガン・ショーで、その男たち二人に会い、500ドルでその銃を自宅で売ることにした。自宅で売ることにしたのは、買い手のその男たちがまだ17歳だったからである。これを買ったのが、エリック・ハリスとディラン・クレボルドである。 むろん、未成年者に銃を売ることは違法である。そして、この大量殺人事件で逮捕、起訴されたのはマーク・メインズとフィリップ・デュランの二人だけである。
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