インディアン戦争への参加
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/10 16:12 UTC 版)
「ジョージ・アームストロング・カスター」の記事における「インディアン戦争への参加」の解説
噂の真偽はともかく、カスターは実際にジョンソン政権から陸軍中佐に任命され、第7騎兵隊の連隊長に就任した。これは南北戦争時代の上司でインディアン戦争の総指揮を行っていたフィリップ・シェリダン将軍の推薦でもあり、程なく名誉少将としての称号を与えられたカスターは1867年にシャイアン族とスー族への攻撃に参加した。戦いに参加してすぐにカスターの元へライマン・キダー大尉の部隊が移動中にスー族に襲撃されたという報が届き(キダーの虐殺)、現場に向かったカスター隊は殺害されたキダー大尉の遺体を発見した。 白人のインディアンに対する反感は高まる一方となったが、当のカスターはインディアン戦争に余り乗り気ではなく、無断で一家の元に帰って、軍務を半ば放棄してしまった。軍はカスターに一年間の謹慎処分を懲罰として与えたが、カスターをインディアン討伐に適任と考えていたシェリダンの取り成しで刑罰は減刑された。
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