イワハリトカゲとは? わかりやすく解説

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イワハリトカゲ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2010/02/17 23:01 UTC 版)

イワハリトカゲ
保全状態評価
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 爬虫綱 Reptilia
: 有鱗目 Squamata
亜目 : トカゲ亜目 Sauria
下目 : イグアナ下目 Iguania
: イグアナ科 Iguanidae
亜科 : ツノトカゲ亜科 Phrynosomatinae
: ハリトカゲ属 Sceloporus
: イワハリトカゲ S. poinsettii
学名
Sceloporus poinsettii
Baird & Girard, 1852
和名
イワハリトカゲ
英名
Crevice spiny lizard

イワハリトカゲ(岩針蜥蜴、Sceloporus poinsettii)は、動物界脊索動物門爬虫綱有鱗目イグアナ科(ツノトカゲ科とする説もあり)ハリトカゲ属に分類されるトカゲ。

目次

分布

アメリカ合衆国テキサス州西部、ニューメキシコ州南部)、メキシコ

形態

全長21-28cm。全身の鱗は大型で、棘状の突起がある。体色は灰褐色で背面に黒い斑紋が入る。尾には腹面でも途切れない横縞が入る。

頚部には明色の縁のある首輪状の黒い斑紋がある。

分類

  • Sceloporus poinsettii amydrus Webb, 2006
  • Sceloporus poinsettii axtelli Webb, 2006
  • Sceloporus poinsettii macrolepis Smith & Chrapliwy, 1958
  • Sceloporus poinsettii poinsettii Baird & Girard, 1852
  • Sceloporus poinsettii polylepis Smith & Chrapliwy, 1958

生態

砂漠や荒地等の岩場に生息する。昼行性。

食性は動物食の強い雑食で、昆虫類節足動物、植物の等を食べる。

繁殖形態は卵胎生。6-7月に1回に7-11匹の幼体を産む。

人間との関係

ペット用として流通されることがあり、日本にも輸入されている。野生個体だけでなく、飼育下繁殖個体が流通することもある。しかし亜種分けされて販売されなかったり、別種が本種の名前で流通することが多い。

関連項目

  • ハリトカゲ属

参考文献

  • 千石正一監修 長坂拓也編 『爬虫類・両生類800種図鑑 第3版』、ピーシーズ、2002年、34頁。
  • 海老沼剛 『爬虫・両生類ビジュアルガイド トカゲ1 アガマ科&イグアナ科』、誠文堂新光社2004年、90頁。

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