いわ‐にがな〔いは‐〕【岩苦菜】
読み方:いわにがな
ジシバリの別名。
ジシバリ
岩苦菜
イワニガナ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/10/02 09:05 UTC 版)
イワニガナ | |||||||||||||||||||||||||||
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2008年6月、福島県会津地方
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分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||
Ixeris stolonifera | |||||||||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||||||||
イワニガナ(岩苦菜) |
イワニガナ(岩苦菜、学名:Ixeris stolonifera )は、キク科ニガナ属の多年草。別名ジシバリ(地縛り)。
分布と生育環境
日本全国、朝鮮半島、中国に分布し、日当たりのよい山野から田畑、市街地にまで自生している。
特徴
花茎の高さは5〜15cmくらい。葉は根生し長い葉柄がつく。葉の形は卵形で縁は全縁。花期は4〜7月で、直径25mmほどの淡黄色の花を1株に3個ほどつける。
よく似るオオジシバリ(大地縛り、学名:Ixeris debilis )は、イワニガナより花茎が高く、花、葉ともに大型で、葉の形が披針形で縁に鋸歯がある[1]。
名称
和名は、岩の上にも生えることができるニガナという意味である[1]。別名の「ジシバリ」は、地面を這うように伸びて広がる根の様子が、地面を縛っているようにみえることに由来する[1]。
参考文献
- ^ a b c 岩槻秀明 『街でよく見かける雑草や野草がよーくわかる本』 秀和システム、2006年11月5日。ISBN 4-7980-1485-0。 p.82-83
関連項目
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