イルムの丘
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/16 13:54 UTC 版)
プラザホテル板倉時代に経営していた1998年に開業したイルムの丘・聖マーガレット教会(St.Margaret Church)は、チャペルウェディング会場を主目的としており、礼拝堂とマナー・ハウスからなる。建物は英国風教会をイメージしており、イギリス人建築家の設計による。また、礼拝堂にはパイプオルガンもあり、教会コンサートも開催されている。 マナー・ハウス内のレストラン「マザーズ・カントリー Mother's Country」は、英国田園風の建物で、宴会場を兼ねるレストラン・カフェのほかに結婚衣装のドレスギャラリーを備えている。建物は見晴らしの良い丘に立地しており、レストランからは北空知一円を望むことができる。周囲はよく手入れされた草地に囲まれており、夏季は屋外でのパーティも可能である。平時は昼からレストランとして営業しており、手軽なランチから本格的西洋料理までメニューを揃えている。 過去のウェディング利用客には、北海道内はもとより本州からのカップルも多く、とても独創的な結婚式場として、道内外のウェディング関係の雑誌に紹介されている。マナー・ハウス内には、壁一面にカップルからの礼状のハガキが張り出されている。 「イルムの丘」の名称の由来は、教会の背後にそびえる音江連山イルムケップ山から、プラザホテル板倉の板倉明子がネーミングした。 2017年に札幌市のあいプランに売却。その後内装をリニューアルした上で2018年8月より式場名を「イルムの丘 セント・マーガレット教会」として営業を再開し、新レストラン「コリーナ」も開業する。併設のレストラン「マザーズ・カントリー」は2018年2月にプラザホテル板倉本館へ移転し、2019年まで営業。
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