イエローアロー【イエローアロー】(草花類)
登録番号 | 第5380号 | |
登録年月日 | 1997年 2月 28日 | |
農林水産植物の種類 | デルヒニウム | |
登録品種の名称及びその読み | イエローアロー よみ:イエローアロー | |
品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 2005年 3月 1日 | |
品種登録者の名称 | 栃木県 | |
品種登録者の住所 | 栃木県宇都宮市塙田1丁目1番20号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 岡部陽一 天谷正行 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「ブルースプリングス」からの選抜系どうしの交配実生から選抜して育成されたものであり,花は八重咲で淡緑黄色の切り花向きのやや大輪花である。 草型は直立性,草丈はやや高である。茎の長さはやや長,太さは太,分枝性は少,毛の有無は無,色は浅黄緑(JHS カラーチャート3511)である。葉の枚数はやや多,全形はⅥ型,長さは中,幅はやや広,葉縁の毛の有無は有,葉の表面の色は暗黄緑(同3509)である。花序の長さは長,幅は中,1花序に着生している小花数は多,密度は中,花の咲き方は普通咲,花形は八重咲,花冠の大きさはやや大,花柄の長さは中,がく片の数は多である。最外層がく片の全形は楕円形,長さはやや長,幅は中,表面の着色パターンはⅠ,色は淡緑黄(同2702),裏面先端部の緑色着色は明瞭である。最内層がく片の全形は楕円形,長さは短,幅は中,表面の着色パターンはⅠ,色は淡緑黄(同2702),がく片の距の長さは中,色は浅黄緑(同3304)である。花弁部の大きさはやや大,花弁数はやや多,花弁の距の有無は有,花弁の色は黄で単色,花の香りは無である。繁殖法は組織培養系,開花期は中である。 「ブルースプリングス」と比較して,茎の分枝数が少ないこと,最外層がく片及び最内層表面の着色パターンがⅠで色が淡緑黄であること等で,「スノーホワイト」と比較して,茎の分枝性が少ないこと,最外層がく片及び最内層がく片表面の色が淡緑黄であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,栃木県農業試験場(宇都宮市)において,平成2年に「ブルースプリングス」からの選抜系どうしを交配し,同年開花した実生の中から選抜したものを組織培養により増殖を行い,4年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 なお,出願時の名称は「イエローキャンドル」であった。 |
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