アークシリーズとガーディアンの存在意義
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/07 01:47 UTC 版)
「アークシリーズ」の記事における「アークシリーズとガーディアンの存在意義」の解説
そもそもアークシリーズはただの地球圏に敵対する宇宙勢力との迎撃用の機体ではなく、ライネンプロジェクトを元に、通常に対抗できないほどの大多数の敵との戦闘用に開発された特殊な機体である。通常の機動兵器としての戦闘力を残しつつ、無数の衛星とリンクする事による同時砲撃により、多数の敵を一気に殲滅する事や、コロニーなどの巨大な質量を完全に破壊する事も可能となる。その強力なコンセプトのために、地球連邦はライネンプロジェクトを危険視し強制中止させたが、地球圏の防衛という目的ではアークシリーズとガーディアン・システムは一番強力な兵器とも言えるのである。仮に数千万の艦隊が相手だとしても(後に数千万の艦隊を率いるゼントラーディ軍が地球圏に攻めてくるのだが)、ガーディアンの最終プログラムである全てのガーディアンの出力を集約した砲撃によって、敵艦隊に大打撃を与える事も可能になるのである。この事を踏まえて、後にバルクホルツも『地球圏を守れるのはアークシリーズしかない』と発言している。父親であるライネンの意志と技術を受け継ぎ、息子であるバルクホルツはアークシリーズとガーディアンの存在意義の証明、そして自分の研究の実りを達成するために暗躍を続けたのである。
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