アントニオ・ホセとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 人名 > 音楽家 > 作曲家 > 近現代の作曲家 > アントニオ・ホセの意味・解説 

アントニオ・ホセ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/01 16:41 UTC 版)

アントニオ・ホセAntonio José, 1902年12月12日1936年10月10日)は、スペイン作曲家教育者指揮者ブルゴス出身で本名はアントニオ・ホセ・マルティネス・パラシオス(Antonio José Martínez Palacios)だが、筆名においてはを省いた。イエズス会系の学校で音楽教師を務めるかたわら、ブルゴス市の合唱指揮者として活動した。フェデリコ・ガルシア・ロルカサルバドール・ダリと親交を結ぶ。ロルカと同じくファランヘ党員によって拷問の末に虐殺された。

モーリス・ラヴェルによって、「来るべき時代のスペイン楽壇を担う」逸材として将来を嘱望されたが、早すぎる死により、そのようなことは実現しなかった。1980年代まで殆ど忘れられた作曲家だったのである。1933年にレヒノ・サインス・デ・ラ・マーサのために作曲された《ギター・ソナタ》が代表作であるが、1990年まで出版されなかった。

文献

  • Gilardino, Angelo (1990). Introduction to Antonio José Sonata. Ancona: Berbèn.
  • Palacios Garoz, Miguel Ángel (2002). En tinta roja: cartas y otros escritos de Antonio José. Burgos: Instituto Municipal de Cultura.




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「アントニオ・ホセ」の関連用語

アントニオ・ホセのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



アントニオ・ホセのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのアントニオ・ホセ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS