アルレスハイム星域の会戦
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「銀河英雄伝説の戦役」の記事における「アルレスハイム星域の会戦」の解説
宇宙暦792年/帝国暦483年、帝国軍と同盟軍の戦い。なお、この戦闘及び後日談を描いた「汚名」の原作小説は、当初は通常の単行本に収録されていなかったが、西暦2002年3月発行の徳間デュアル文庫「銀河英雄伝説外伝1・黄金の翼」に収録された。 帝国軍カイザーリング中将の艦隊がアルレスハイム星域で同盟軍に奇襲をかけようとしたが、艦隊の一部が命令を待たずに発砲を開始してしまう。数で同盟軍に劣り、かつ潜伏中で柔軟な艦隊運動が取れないカイザーリング艦隊は同盟軍艦隊の反撃に遭い、損耗率6割に達する損害を被り敗走した。そしてカイザーリング中将は軍事法廷にて指揮能力の欠落を非難され、その上ひたすらに沈黙して謝罪も弁明もしなかったためさらに法廷の心証を害し、少将に降格された上で退役処分(事実上の懲戒免職)とされた。そして、その汚名は帝国中に広がってキルヒアイスの耳にまで入った。 カイザーリングについては#クロイツナハIIIの麻薬密売組織捜査も参照。
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