アルマデン旧市街
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/10 16:13 UTC 版)
「水銀の遺産アルマデンとイドリヤ」の記事における「アルマデン旧市街」の解説
(Almadén- Old Town, 1313rev-001) 世界遺産登録範囲は 48.98 haである。アルマデンの旧市街は、水銀鉱山からコンスティトゥシオン広場までを指している。かつての町はレタマル城を中心として放射線状に発達し、次第に拡大していった。レタマル城はもともとアラブ人たちが支配していた時代の城塞が前身となっており、町の名前アルマデンも、「鉱山の城塞」を意味するアラビア語名の一部が転訛したものである。旧市街から鉱山にかけては、かつてセビリアに水銀を運ぶときに使った街路、1645年建設のサン・ミゲル礼拝堂、現在は博物館になっている水銀の販売所、17世紀のカルロス門と18世紀のカルロス4世門、鉱山アカデミー、旧監督官邸宅、辰砂を溶かすための17世紀の旧式の炉の遺構と1720年のブスタマンテ炉など、水銀生産にゆかりのある施設をはじめとする歴史的建造物群が多くある。
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