アルプス諸国とヴィシェグラード・グループ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 09:02 UTC 版)
「中央ヨーロッパ」の記事における「アルプス諸国とヴィシェグラード・グループ」の解説
ドイツ、オーストリア、スイス、リヒテンシュタイン、スロベニアの5か国はアルプス諸国とも呼ばれる。しかし、アルプス山脈に近接するという地理的要素以外にこの5カ国のまとまりを規定する要素は特にない(歴史的にはいずれも神聖ローマ帝国の流れだが、同様の条件を持つ国が他にいくつもある)上に、同様の条件を持つイタリアとフランスを欠いている。また、スロベニアを除いた4か国にはドイツ語を主要言語とする民族的共通性があるが、やはりこの条件で共通するルクセンブルクを欠いている。 他方で、アルプス諸国より東に位置するポーランド、チェコ、スロバキア、ハンガリーの4カ国はヴィシェグラード・グループ (V4) という地域協力機構を作っており、特に外交・経済政策においてこの4カ国は関係を緊密化する方向で動いている。
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