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アリバイの彼方に

作者夏樹静子

収載図書日本ベストミステリー選集 81 殺人ミュージアム
出版社光文社
刊行年月1990.5
シリーズ名光文社文庫

収載図書アリバイの彼方に
出版社徳間書店
刊行年月2003.11
シリーズ名徳間文庫


夏樹静子ミステリー アリバイの彼方に

(アリバイの彼方に から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/10 13:47 UTC 版)

夏樹静子ミステリー アリバイの彼方に
ジャンル 刑事ドラマ
原作 夏樹静子
脚本 石原武龍
高橋祐太
監督 鶴巻日出雄
出演者 小堺一機
オープニング 歴代テーマ曲を参照
エンディング 歴代テーマ曲を参照
製作
制作 フジテレビ
放送
音声形式 ステレオ放送
放送国・地域 日本
放送期間 2000年9月8日 - 2005年11月11日
放送時間 変遷を参照
回数 4
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夏樹静子ミステリー アリバイの彼方に』(なつきしずこミステリー アリバイのかなたに)は、2000年から2005年までフジテレビ系「金曜エンタテイメント」で放送された刑事ドラマシリーズ。全4回。主演は小堺一機

長野県警に勤務する叩き上げの刑事・湯原(小堺一機)が殺人事件の捜査に取り組む活躍ぶりを、人情味のあるストーリー、演出とともに、スリリングに描く。湯原は子連れの女性・今日子と結婚しており、連れ子の息子との関係に四苦八苦するホームドラマ的エピソードが、物語のアクセントとなっている。原作は夏樹静子。第2作以降は夏樹のミステリー作品の主要なプロットやトリックを、第1作の設定に当てはめて制作されている。

主演の小堺と同じ事務所(浅井企画)に所属する俳優・剛州が出演するのが恒例となっている(第1作では湯原の同僚役だったが、以後はチョイ役)

キャスト

湯原家

湯原直之
演 - 小堺一機
経歴:上田西警察署刑事課(第1作)
→ 上田東警察署刑事課強行犯係(第2作)
→ 上諏訪警察署(第3作・第4作)
階級は巡査部長。この階級になって11年が経過している。高校の同級生である友人に事件の容疑がかかり、刑事と友人の両面から悩んだことも[注 1]。同級生からは「直」と呼ばれている。
湯原今日子
演 - 坂口良子(第1作・第2作)、かとうかずこ(現・かず子)[1](第3作・第4作)
直之の妻。離婚歴あり。夫を「悩まない人」と思っていたが、捜査の悩みを打ち明けられたことから夫婦の絆を深めていく。自分の意外な一言によって、直之が事件解決のヒントにする事も。息子の成長が一段落着いた時を見据え、パソコン教室に通い始めている[注 1]
湯原高志
演 - 深川雄太
今日子の息子。幼稚園児(第1作) → 小学2年生(第2作)。直之と同居して1年が経つも他人行儀であったが、親子としての関係を築き始める。第1・2作とも車にはねられそうになるが間一髪で助かっている[注 2]。直之の仕事を理解しているように見えるも、父親の役割を犠牲にしている直之を不満に思う事も。

警察関係者

森岡幸吉
演 - 望月太郎(第1作)、小沢象(第2作)
経歴:上田西警察署(第1作)
→ 上田東警察署(第2作)
刑事課長。直之に警部補への昇進試験を勧めている。
山下春江
演 - あき竹城(第2作 - 第4作)
南信機動鑑識班。愛称は「山ちゃん」。
大村藤五郎
演 - 谷啓(第2作・第3作)
経歴:別所温泉警察署(第2作)
→ 上田東警察署(第3作)
刑事。愛称は「村さん」。定年前に汚点を残したくないために、捜査協力する。庭での盆栽いじりが趣味。
吉岡光雄
演 - 関口知宏(第3作・第4作)
上諏訪警察署の刑事。直之の後輩。
河内俊雄
演 - 上田耕一(第3作・第4作)
上諏訪警察署の刑事課長。

ゲスト

第1作「高校時代の親友にかかった殺人容疑!! 謎のカギは被害者に振り込まれていた300万!家族愛が生む皮肉な結末…」(2000年)
  • 喜多川みどり(喜多川の妻) - 未來貴子
  • 小山(上田西警察署刑事課 刑事) - 葛山信吾
  • 石上弘夫(クラブのバーテン・大学生) - 押尾学
  • 田代(上田西警察署刑事課 刑事) - 剛州
  • クラブのママ - 朝比奈順子
  • 香山美輪子(クラブのホステス) - 葉山レイコ
  • 国木(大学教授) - 浅沼晋平
  • クラブのホステス - 池沢郁絵
  • 木村(湯原の同窓生) - ルー大柴
  • 湯原の同窓生 - 風祭ゆき
  • 幼稚園の園長 - 銀粉蝶
  • 喜多川秀彦(喜多川とみどりの息子・高校生) - 岡田伸太郎
  • 美輪子と同じマンションに住む主婦 - 沼尻敬子
  • 幼稚園の先生 - 前田悠衣
  • 石上の友人 - 三浦義徳
  • 喜多川豊彦(丸の内商事長野支社長) - 渡辺裕之
  • 塩川健司、宮本千華子、下出丞一、藤林隆志、鴨川孝徳
第2作「信州上田の男性殺人と別所温泉に浮かんだ女性死体…意外な相関関係に挑む2人の刑事が見た哀しき愛憎劇」(2002年)
  • 谷口明子(谷口の妻) - 水島かおり
  • 高山慎吾(上田東警察署 警部補・湯原の相棒) - 山中聡
  • 石野みどり(バーのホステス) - 矢部美穂
  • 吉井守(上田東警察署 刑事) - 剛州
  • 田倉陽一(別所温泉警察署 刑事) - 加瀬竜彦
  • 谷口豊夫(三善電機 総務部長) - 安藤一夫
  • 石上誠(谷口の元部下) - 津久井啓太
  • 楠根小枝子(楠根の娘) - 神谷涼
  • 主婦(谷口家のご近所さん) - 大島蓉子
  • ミツエ(バーのママ) - 松阪隆子
  • 上田大学病院 医師 - 辻つとむ
  • 楠根弘(北陽石油 常務) - 荻島真一
  • 家政婦 - 川口節子
  • 駅員 - 笹岡兄
  • 刑事 - 田村三郎[2]
  • 倉田恭子、高橋慎太郎、山上則幸、川手歌織
第3作「防犯システムを欺く完全犯罪!」(2004年)
  • 久武純子(久武の妻) - 渡辺梓
  • 久武朗(レストランオーナー) - 田中実
  • 安川実子(安川の妻) - 山口果林
  • 牧野鶴代(さき子の母) - 今井和子
  • 牧野さき子(上田市のホステス) - 江口由起[3]
  • 北沢正美(諏訪市のホステス) - 街田しおん
  • 安川正喜(弁護士) - 早川純一
  • 田久保里香(実子の娘) - 岩橋明代
  • 田久保アユミ(実子の孫) - 遠藤由実[4]
  • 村島育代(法律事務所事務員) - 増子倭文江
  • 小田切嘉和(上田市KY電気) - 加納健次
  • 野村真由美(上田市のホステス) - 小林香織
  • 鴨下(警備員) - 剛州
  • 宇田川(警備員) - 山﨑秀樹
  • 木村(上田市会社員) - 木川淳一[5]
  • 橋本慎吾(ダンス教室生徒) - 来須修二
第4作「諏訪湖に浮かぶ変死体 かばい合う容疑者たち 10年間守り続けた秘密をオルゴールが暴く」(2005年)
  • 板倉辰子(ホテル従業員・茂男の妻) - あめくみちこ
  • 板倉茂男(オルゴール技師・千代の息子) - 柳沢慎吾
  • 吉国昭弘(トラック運転手) - 河西健司
  • 板倉千代(資産家) - 原知佐子
  • 荒木 - 梅津栄
  • 坂田幸二郎 - 坂上二郎
  • 桐島絵里香(上諏訪警察署 警部補・湯原の元部下だったが昇進し湯原の上司になる・離婚経験者) - 櫻井淳子
  • 宮下ふじ子(先物取引会社の従業員) - 小山田みずき[6]
  • 向井(先物取引会社の社長) - 中根徹

スタッフ

  • 原作 - 夏樹静子
  • 企画 - 清水賢治(フジテレビ)、瀧山麻士香(フジテレビ)
  • プロデューサー - 大下晴義(#1)、堀貞雄(#1、東阪企画)、内丸摂子(東阪企画)
  • 脚色 - 岡本克己(#2)
  • 脚本 - 岡本克己(#1)、石原武龍(#2 - 4)、高橋祐太(#4)
  • 撮影 - 栗林克夫(#1)
  • 照明 - 村澤浩一(#1)
  • 美術デザイン - 北谷岳之(#1)
  • 録音 - 山田均(#1)
  • 選曲 - 合田豊(#1)
  • 編集 - 末吉俊明(#1)
  • VE - 藤森寛明(#1)
  • 整音 - 井上公二(#1)
  • 効果 - 橋本正二(#1)
  • 美術制作 - 肥沼和男(#1)
  • 持道具 - 堀江美奈子(#1)
  • 衣裳 - 浅田晶子(東京衣裳、#1)
  • メイク - 久池智子(#1、ストロベリーキッズ)
  • 制作進行 - 井上淳(#1)
  • 制作デスク - 横山千賀(#1)
  • スチール - 副田フォトエース(#1)
  • 車輌 - コンガス(#1)
  • 監督 - 山本厚(#1)、鶴巻日出雄(#2 - 4)
  • 制作 - フジテレビ、東阪企画

放送日程

話数 放送日 サブタイトル 原作 脚本 監督
1 2000年09月08日 高校時代の親友にかかった殺人容疑!!
謎のカギは被害者に振り込まれていた300万!
家族愛が生む皮肉な結末…
「アリバイの彼方に」 岡本克己 山本厚
2 2002年10月18日 信州上田の男性殺人と別所温泉に浮かんだ女性死体…
意外な相関関係に挑む2人の刑事が見た哀しき愛憎劇
「逡巡創(ためらいきず)
(「影の鎖」所収)
石原武龍 鶴巻日出雄
3 2004年05月14日 防犯システムを欺く完全犯罪! 「システムの穴」
(「モラルの罠」所収)
4 2005年11月11日 諏訪湖に浮かぶ変死体 かばい合う容疑者たち
10年間守り続けた秘密をオルゴールが暴く
「年一回の訪問者」
(「ひとすじの闇に」所収)
石原武龍
高橋祐太

脚注

注釈

  1. ^ a b 第1作 アリバイの彼方に
  2. ^ 第1作では直之が、第2作では今日子がそれぞれ身を挺して助けている。

出典

  1. ^ ドラマ - enchante
  2. ^ プロフィール - 宝井プロジェクト(アーカイブ)
  3. ^ Works - 江口由起 Official Web Site(アーカイブ)
  4. ^ プロフィール - セントラル(アーカイブ)
  5. ^ プロフィール - ネオ・エージェンシー
  6. ^ プロフィール - 小山田みずき-MizukiOyamada HP(アーカイブ)

外部リンク



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