アムプー ムアン(県庁所在郡)
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「アムプー」の記事における「アムプー ムアン(県庁所在郡)」の解説
「ムアン」、「ムーバーン」、「スカーピバーン」、「タムボン」、および「テーサバーン」を参照 県庁がある郡はアムプー ムアン(町郡の意味)と呼ばれる。県庁が置かれている町は通常郡よりもずっと小さい別の統治機関で、これとは別物である。1930年台まで、ほとんどの県庁所在郡はその他の郡と同じように名前がつけられていたが、元は県であった郡の名前にはムアンの語がついていた。1938年、すべての県庁所在郡はアムプー ムアンと改名され、県庁が置かれていない郡の名前からムアンは取り除かれた。 この規則に沿わないよく知られた例外はアユタヤ県で、県庁所在郡の名称は(アユタヤ アムプー ムアンではなく)プラナコーンシーアユッタヤー郡である。これは県の正式名プラナコーンシーアユッタヤーと同じである。トンブリー県とプラナコーン県の県庁所在郡も県と同じ名称で、両県が合併され首都バンコクに一部となったときにも維持されていた。 ほとんどの場合、県庁所在郡が県で最も人口の多い郡となっていて、県庁は県で最大の町にあるのが通例である。ソンクラー県が最も顕著な例外で、県庁所在郡であるムアンソンクラー郡よりもハートヤイ郡の方が人口が多い。これはより交通の便が良く、早い時期から発展したためである。 県庁所在郡ではないにも関わらずムアンの語を含んでいるタイの郡はムアンチャン郡(英語版)、ムアンパーン郡(英語版)、ムアンスワン郡(英語版)、ムアンヤーン郡(英語版)の4つである。これらはいずれも比較的最近、1973年から1995年につくられた郡である。
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