アミノエチルピペラジンとは? わかりやすく解説

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アミノエチルピペラジン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/02 23:44 UTC 版)

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アミノエチルピペラジン
識別情報
CAS登録番号 140-31-8 
PubChem 8795
ChemSpider 8465 
UNII I86052F9F6
EC番号 205-411-0
国連/北米番号 2815
ChEMBL CHEMBL209790 
RTECS番号 TK8050000
特性
化学式 C6H15N3
モル質量 129.2 g mol−1
外観 無色から黄色の液体
密度 0.984 g/cm3 at 20 °C
融点

-19 °C, 254 K, -2 °F

沸点

222 °C, 495 K, 432 °F

への溶解度 混和
蒸気圧 0.076 mmHg @ 20 °C
危険性
GHSピクトグラム
GHSシグナルワード 危険(DANGER)
Hフレーズ H302, H312, H314, H317, H412
Pフレーズ P260, P261, P264, P270, P272, P273, P280, P301+312, P301+330+331, P302+352, P303+361+353, P304+340, P305+351+338, P310
主な危険性 harmful, corrosive, sensitizing
NFPA 704
2
2
0
引火点 93 °C (199 °F; 366 K)
発火点 315 °C (599 °F; 588 K)
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

アミノエチルピペラジン(Aminoethylpiperazine)は、ピペラジンの誘導体である。エチレンアミンの一つで、1価、2価、3価の3つの窒素原子を持つ。腐食性のある液体で、2度か3度の火傷を引き起こす。また吸入により肺水腫の原因となる。

利用

腐食止め、エポキシ硬化、表面活性化やアスファルト添加物として用いられる。架橋に使えるアミン基の水素原子が3つしかないため、エポキシ樹脂の硬化剤として用いる場合には、通常、他のアミンと組み合わせて使われる。

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