アナログ・デジタル放送規格
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 14:31 UTC 版)
「ハイビジョン」の記事における「アナログ・デジタル放送規格」の解説
総走査線数が1,125本で同じであっても放送局からの映像のある有効走査線数はアナログハイビジョンでは1,035本 (1035i)、2000年(平成12年)12月1日開始のBSデジタル放送からのデジタルハイビジョンでは1,080本 (1080i) と異なる。有効走査線数以外の放送の規格もアナログハイビジョンと衛星放送(BS/CS)のデジタルハイビジョン・地上デジタルハイビジョンとは異なる。 この放送規格の違いから、テレビ製造メーカーは1999年(平成11年)までに発売されたアナログハイビジョンテレビはデジタルハイビジョン放送規格が設定される前のためデジタルハイビジョンチューナーからの入力に対応しないと説明する。現実には、デジタルハイビジョンチューナー側で「1125i固定」(標準画質もすべて1125iに変換)に設定する事でアナログハイビジョンテレビでもコンポーネント端子接続で1125i固定で受像され使用可能である。但しアナログハイビジョンテレビでは前述の様に表示走査線数が少ないので、フル画像を表示させるために表示走査線数の調整が望ましい。
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