アジャイルソフトウェア開発宣言
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「アジャイルソフトウェア開発」の記事における「アジャイルソフトウェア開発宣言」の解説
アジャイルソフトウェア開発宣言(英: Manifesto for Agile Software Development)は「アジャイルソフトウェア開発」という概念を提唱した文書である。 2001年に、軽量ソフトウェア開発手法(と当時呼ばれてた)分野で名声のある17人がアメリカ合衆国のユタ州のスノーバードというスキーリゾートに会し、彼らがそれぞれ別個に提唱していた開発手法が共有する価値観を議論した。彼らはその結果を「アジャイルソフトウェア開発宣言」(Manifesto for Agile Software Development) という文書にまとめた。アジャイルソフトウェア開発宣言はアジャイルソフトウェア開発とその諸原則を公式に定義した文書であると、広く認められている (参考: アジャイル宣言の背後にある原則) 。 この宣言は以下の4つの価値観を示し、これらの価値観を有するソフトウェア開発を「アジャイルソフトウェア開発」と名付けた。 プロセスやツールよりも個人と対話を / Individuals and interactions over processes and tools 包括的なドキュメントよりも動くソフトウェアを / Working software over comprehensive documentation 契約交渉よりも顧客との協調を / Customer collaboration over contract negotiation 計画に従うことよりも変化への対応を / Responding to change over following a plan
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