アジア5番目のF1開催
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/26 21:39 UTC 版)
「シンガポールグランプリ」の記事における「アジア5番目のF1開催」の解説
2007年5月、シンガポール政府が2008年からF1シンガポールGPを開催することを発表した。初年度の2008年のレースは、シンガポール最大の通信企業シンガポール・テレコムをタイトル・スポンサーシップに、「シングテル・シンガポール・グランプリ」として9月26日に開幕、決勝は9月28日に開催された。 アジアでのF1グランプリの開催は、日本(日本GP(1976年に初開催。1977年でいったん中止され、1987年から再開)、パシフィックGP(1994年と1995年に日本で開催))、マレーシア(1999年に初開催、2017年をもって終了)、バーレーン(2004年に初開催)、中華人民共和国(2004年に初開催)に次いで5カ国目となる。現在では秋のアジアラウンド(シンガポール・日本・アブダビ)の初戦に位置づけられている。 モナコグランプリと同様に観光客誘致の目玉とされており、経済効果は毎年1億4,000万~1億5,000万シンガポールドル(約89億円~約96億円)。開催費用の60%をシンガポール政府が負担している。当初は5年契約で、その最後となる2012年には2017年までの契約更新が発表され、2017年には開催契約が2021年まで延長されている。2020年・2021年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で開催中止となった。
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