アシドフィルス菌とは? わかりやすく解説

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アシドフィルス菌

健康な人の口腔、腸管生殖器などにいる常在細菌一種で、一般に乳酸桿菌属に含まれる芽胞鞭毛持たない運動性のないグラム陽性桿菌である。微好気性通性嫌気性細菌で、砂糖デンプンなどを分解して乳酸をつくる。発育に最も適した温度3040pHは5.5~6.0で、酸性環境になって生存できるヒトへの病原性は殆どなく、むしろ腸管内などで正常細菌叢構成している有益な細菌として食物分解消化をする一方病原菌定着増殖抑制して感染症の予防にも役立つ。母乳中、特に初乳中には多量に含まれているので、母乳哺育行なっている新生児腸管内では、この細菌優勢となる。




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