アギオス・ディミトリオス聖堂とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > アギオス・ディミトリオス聖堂の意味・解説 

アギオス‐ディミトリオス‐せいどう〔‐セイダウ〕【アギオスディミトリオス聖堂】

読み方:あぎおすでぃみとりおすせいどう

Ieros Naos Agiou Dimitriou/Ιερός Ναός Αγίου Δημητρίου》ギリシャペロポネソス半島南部廃墟の町ミストラにあるギリシャ正教教会14世紀初頭バシリカ式の平面構成建造15世紀改築され五つドーム加えられた。内部には聖ディミトリオス生涯キリスト奇跡描いたフレスコ画残り博物館併設する


アギオス・ディミトリオス聖堂

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/02 15:00 UTC 版)

アギオス・ディミトリオス聖堂は、キリスト教、特にギリシャ語圏・東ローマ帝国正教会の影響下にあった各地に存在する、聖ディミトリオスを記念する聖堂

聖ディミトリオスは正教会カトリック教会で聖人であるが、「アギオス」は「聖」を意味する現代ギリシャ語であり、この語がカトリック教会の聖堂を指して用いられる事はまず無く[1]、大概はギリシャの正教会であるギリシャ正教会のものである。

「アギオス・ディミトリオス」はΆγιος Δημήτριοςの現代ギリシャ語読みを転写した表記である。古典ギリシャ語再建音に由来する慣例としては「ハギオス・デメトリオス」の表記が知られる。

注釈

  1. ^ ギリシャ語圏内でのカトリック教会がこの名を持つ蓋然性はあるが、ギリシャ国内のギリシャ正教会信徒は98%にのぼっており(CIA - 世界の実情より)、本記事名と同じ名を持つ聖堂がカトリック教会の聖堂である蓋然性は低い。少なくともギリシャで世界遺産に登録されるような聖堂にカトリックのものはなく、正教会のものである。

アギオス・ディミトリオス聖堂

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/22 22:52 UTC 版)

テッサロニキの初期キリスト教とビザンティン様式の建造物群」の記事における「アギオス・ディミトリオス聖堂」の解説

テッサロニキ守護聖人デメトリオス献堂されたバシリカで、彼が致命したとされる共同浴場の竃を囲むように建設された。ギリシャ共和国で最も大きなギリシャ正教会聖堂である。1917年火災遭い焼け落ちてしまったが、できる限り元の材料使用して再建された。6世紀から7世紀かけて作成されモザイク残っている。テッサロキで最も崇拝される聖堂である。

※この「アギオス・ディミトリオス聖堂」の解説は、「テッサロニキの初期キリスト教とビザンティン様式の建造物群」の解説の一部です。
「アギオス・ディミトリオス聖堂」を含む「テッサロニキの初期キリスト教とビザンティン様式の建造物群」の記事については、「テッサロニキの初期キリスト教とビザンティン様式の建造物群」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「アギオス・ディミトリオス聖堂」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「アギオス・ディミトリオス聖堂」の関連用語

アギオス・ディミトリオス聖堂のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



アギオス・ディミトリオス聖堂のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのアギオス・ディミトリオス聖堂 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのテッサロニキの初期キリスト教とビザンティン様式の建造物群 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS