アイエスディービー‐ティー【ISDB-T】
読み方:あいえすでぃーびーてぃー
《Integrated Services Digital Broadcasting-Terrestrial》日本の地上デジタルテレビ放送の規格。映像圧縮にMPEG-2、搬送波にマルチキャリアの変調方式OFDMを使用。日本以外では、この規格を改良したSBTVDがブラジル・ペルー・アルゼンチンをはじめとする南米諸国で採用されている。→アイ‐エス‐ディー‐ビー(ISDB) →エー‐ティー‐エス‐シー(ATSC) →ディー‐ブイ‐ビー‐ティー(DVB-T)
ISDB-T
読み方:アイエスディービーティー
ISDB-Tとは、日本における地上デジタル放送で採用されている通信規格のことである。いわゆるワンセグ放送は、このISDB-T方式による携帯端末向けのデジタル放送サービスを指している。
ISDB-Tでは、「直交波周波数分割多重」(OFDM)方式に加えて、変調方式を階層化した上で各部分(セグメント)に分割して伝送することが可能となっている。ISDB-Tでは、このセグメントのうちの1つを携帯端末向けの信号として処理する。
なお、日本ではISDB-T規格が実現している地上デジタル放送は、アメリカではATSC方式によって、またヨーロッパではDVB-Tによって実現されている。
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