ATSC方式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 04:30 UTC 版)
ATSC standards は、クレストファクターが小さく、カバーエリア当たりの電力が小さくて済む事から広大な地域に住居が点在するような場合に適した方式であるが、シングルキャリアであるためマルチパス妨害に弱く、都市部での受信や移動受信には不向きである。そのため都市部ではケーブルテレビを利用する、移動体受信用に別の方式を併用するなどの対策を行っている(移動体受信の詳細は後述する)。 アメリカでは、普及を進めるために36型以上のテレビは2004年までに、25型以上のテレビは2006年3月1日(当初7月1日から前倒し)までに、2007年7月1日(2006年12月31日へ変更提案あり)までに全てのテレビとテレビ受信機能のある機器へのチューナ内蔵義務化を行った。その後は ATSC 方式への全面移行のため、ほとんどの NTSC 方式の放送が2009年6月12日に停止された。
※この「ATSC方式」の解説は、「ATSC」の解説の一部です。
「ATSC方式」を含む「ATSC」の記事については、「ATSC」の概要を参照ください。
- ATSC方式のページへのリンク