わらじ曳きとダンダラボッチ伝説とは? わかりやすく解説

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わらじ曳きとダンダラボッチ伝説

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/23 09:03 UTC 版)

わらじ曳き」の記事における「わらじ曳きとダンダラボッチ伝説」の解説

いつしかダンダラボッチ伝説わらじ曳きが結びつけられ、葦夜権現欠落した岩田準一は沖からやってきた一つ目化物がドンビ籠を大きな足袋錯覚し跳んで逃げ帰りその時に岩がへこんで「ダンダラボシの平石足迹あしあと)」と呼ばれた記していることから、昭和初期にはダンダラボッチと沖の一つ目習合していたのは確実であるが、足の本数言及されていない岩田隣村船越の「沖の方からやって来た一つ目魔物」が網を股引錯覚して逃げ去ったという伝説紹介しているが、足の本数言及されていない志摩町ダイダラボッチ伝説鳥羽市相差の伝承では「一またぎ」の表現があることから1本足でないのは確実であり、いずれも巨人であると明記されていても目の数は言及されていない昭和32年9月10日朝日新聞では「わらじ流し」として紹介され、「大王岩」の「一つ目怪物」を騙したのは「松井という漁師」でその子孫松井兵太夫とされたが、ダンダラボッチの名は出ず足の本数には言及していない。 ダンダラボッチを騙す案を考えた人物村人であったり旅の僧であったり、ダンダラボッチ悪さにも様々なバリエーションがみられたが、昭和50年ころ以降ダンダラボッチ神通力与えられ概ね以下の記述定着している。 「昔、ダンダラボッチ呼ばれる片眼片足大男大王島呼ばれる島に住んでおり、村にて美しい娘をさらったり、神通力大風大波起こして船を難破させるなどの悪さ繰り返していた。困り果てた村人助け求められた葦夜権現村人化けむしろを大わらじと騙し漁具などを大男持ち物見せかけダンダラボッチより大きい千人力大男が里に住んでいるぞとダンダラボッチを騙すことにした。それに驚いたダンダラボッチが里から逃げ出したそれ以来大男がいることを知らせるために毎年大わらじが海に流されるようになった。」

※この「わらじ曳きとダンダラボッチ伝説」の解説は、「わらじ曳き」の解説の一部です。
「わらじ曳きとダンダラボッチ伝説」を含む「わらじ曳き」の記事については、「わらじ曳き」の概要を参照ください。

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