ろくでなし子の主張
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 06:13 UTC 版)
当初、女性器を指して「MK」と表現していたが、2016年の週刊誌『日刊SPA!』のインタビューにて、「なぜごまかしたり、伏せ字(ま●こなど)にしなければならないのか?」と女性器の呼称に関して疑問を抱くにいたり、現在は「まんこ」と表記し、表現活動を続けていると述べている。ろくでなし子は検分書を見た際に、女性器の露骨な形状であるが故にわいせつな物品と認められたとしか書かれておらず、性的興奮を煽るものであるという根拠が乏しいと考えたことを後に述べた。2015年のインタビューでは、自身の裁判での敗北は、規制の強化とそれによる表現の自由を脅かす結果になるものとして危惧していると話している。初公判後の記者会見では、女性器が他のわいせつとされうる対象と異なり、その根底にあるのは女性差別であると語っている。その中でいやらしいと扱われるイメージを払拭すべく、ユーモラスな作品を作り続けたと語った。しかし東京地方裁判所における公判では裁判官に呼び方を変えるように注意され、意見陳述を制限する旨の警告を受けたため、「性器」と言い換えた。
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