よばい〔よばひ〕【夜×這い/▽婚い】
夜這
夜這
- 夜這。性交の目的にて異性の寝所へ忍びこむこと。俗語。「昼見れば夜這律気な男なり」「蚊帳一と重でも夜這にはきつい邪魔」「よつぽどの疵を夜這は秘しかくし」「酔つたとき夜這はよせとこりた奴」「無名円つける夜這は不首尾なり」「上這ひも夜這も絶えぬ下女が部屋」「暗夜に燈殿様夜這なり」「下女が部屋之より左夜這道」「ゆうてうな夜這枕を持つてゆき」。
- 深夜女の寝所へ忍んでゆくことをいふ。闇夜匍匐してゆくから。〔情事語〕
- 古代に於いては男子が女子に対する求愛の一般法則であつた時代もあるが、本来の意味を失つて、夜ひそかに婦人の寝所へ忍ぶことをいふ。
- 夜中女子の寝所へ忍んでゆくこと。闇夜匍匐してゆくから。
- 夜中に女の寝所へ忍んで行くことをいふ。
- 夜間に男が女の寝間に忍び入ること、夜這いこむの意。
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