山本梅荘

美術人名辞典

山本梅荘

読み方：やまもと　ばいそう

南画家。尾張生。名は駒、字は子埜、通称は倉蔵、別号に半村。幼時より画を好み、初め貫名海屋の門に入り、のち讃岐の三谷雪〓に学ぶ。山水・花鳥を能くし、児玉果亭・吉嗣拝山等と共に地方の三大家と称された。文展審査員。大正10年（1921）歿、76才。