まこも (真菰)
●わが国の各地をはじめ、朝鮮半島や中国、インドシナ半島、シベリア東部に分布しています。湖沼や河川の水中に群落をつくって生え、高さは1~2メートルになります。茎は中空で、直径1.5~2センチです。葉は広線形で、細かなざらつきがあります。8月から10月ごろ、茎頂に円錐花序をだします。上部の小穂は雌性、下部は雄性です。茎には黒穂菌(Ustilago esculenta)が寄生することがあり、寄生されて肥大化した新芽は真菰竹(まこもたけ)と呼ばれて食用にされ、またこの胞子は真菰墨(まこもずみ)として漆器の顔料にされます。
●イネ科マコモ属の多年草で、学名は Zizania latifolia。英名は Manchurian wild rice。
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