法科大学院(ほうかだいがくいん)(law school)
弁護士・裁判官・検察官といった法律の専門家(法曹)を養成するため、新しく設置される予定の教育機関。司法制度改革の目玉として注目されている。
アメリカの司法制度を取り入れる形で、ロースクールをまねた。そのため、日本版ロースクールという呼び名もある。
法科大学院の教育内容は、法律の専門家としての実務を中心に、そのために必要な知識や論理的思考力を養うことになるという。これまでの法学部の延長上に位置づけるのではなく、あくまでも実務向けの職業大学院という色彩が強いようだ。
関連法の成立によって、2004年度から法科大学院が創設されることになった。入学希望者は、事前に全国統一の適性試験を受けなければならない。また、卒業後は、新制度の司法試験に合格した上で、弁護士などの資格を与えられる。
(2002.12.03更新)
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