備中の辻堂の習俗
名称: | 備中の辻堂の習俗 |
ふりがな: | びっちゅうのつじどうのしゅうぞく |
種別1: | 風俗習慣 |
保護団体名: | |
選択年月日: | 1981.12.24(昭和56.12.24) |
都道府県(列記): | 岡山県 |
市区町村(列記): | |
代表都道府県: | 岡山県 |
備考: | 所在地が同一都道府県内のもの(このデータは種別1から移行しています) |
解説文: | 岡山県の備中地方には今日も、辻堂、茶堂、薬師堂、大師堂、観音堂、休み堂、堂などと呼ばれる吹き抜けや、三方を板囲いした簡素な堂が広く分布している。これらは旧道に沿って建つものも少なくなく、薬師如来像、弘法大師像、阿弥陀如来像などを安置するものもあり、かつて村人たちによって日常の社交、親睦の場として利用されたり、そこで虫除け(悪病除け)祈祷、大般若経転読、あるいは灯明あげなどが行われて信仰の場となることもあった。 この地域の辻堂の習俗は庶民信仰を知るうえで貴重なものであるが、今日では社会の変化に伴って衰滅しつつあるので記録保存しようとするものである。 |
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