果
- 太田南畝の著『俗耳鼓吹』に「薬研堀芸者(歌妓)隠し言葉に房事のことをはてしといふもをかし、畢竟是陰」とあり。淫行(或は陰部)を古語にて「はてし」と云ふなるに、それを隠し言葉とするは、笑ふべき事なりとの意なるべし。此「はてし」と云ふ語は、尻を「はて」と云ふより起りしならんか。
- 果。性交の一称。蜀山人著「俗耳鼓吹」に「江戸薬研堀芸者の隠し言葉に房事のことをはてしといふもおかし、畢竟これ隠」とあり。幕末時代の語。尻を「はて」といふより起るか」。
- 芸者が客と情交することをいふ。〔花柳語〕
- 芸者がお客と関係を結ぶこと。〔花柳界〕
- 芸妓が客と情交することをいふ。飲んだ果の意味。
- 〔隠〕芸妓が客と情交する事。飲んだ「果」の意。
- 芸妓が客と情を交す事を云ふ。
- 房事。旧幕の末、江戸薬研堀なる芸者の用ひし隠語。
- 〔花〕芸者が客と情交すること、飲んだ「果て」の意。
- 性交のこと。〔風流〕
- 芸者が客と情交すること。〔花柳界〕
「はてし」の例文・使い方・用例・文例
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