その他の鉄甲船
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/31 08:22 UTC 版)
他に、慶長18年(1613年)に日本へ来航したイギリス使節団のジョン・セーリスは、駿府へ向かう途上、800トンから1,000トン積みの船体を全て鉄で包んだノアの方舟と評した船を目撃している。 また寛永12年(1635年)には、徳川秀忠が幕府御船手頭向井忠勝に建造させた史上最大級の安宅船「安宅丸」では、総櫓及び船体の総てに防火・防蝕を目的とした銅板貼りが施されていた事が幕府の公式な記録から確認されている。銅板張りは鉄板を貼るよりは費用が高くつくものの、理論上は塩分に対する耐久性は高くなる。この船は50年近く運用された。
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