その他の神音魔導師
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/28 16:14 UTC 版)
倉本 慈雄(くらもと しげお) 神音大系高位魔導師 元団将 倉本きずなの父。普段は楽器を作る事が趣味のトラック運転手として生活していた。きずな本人は実の父と思っていたが、実際は幼い彼女をさらって育ててきた神音魔導師。 本名は「マルク・フェルゼー」。かつては「慈悲深き剣(カヴァリエーレ・デイ・ミゼリコルディア)」と呼ばれていた。 娘に対しては深い愛情を持って育てていたが、あくまでも二番目に大切な存在であり、自分にとっての一番大切な願いのために、娘と協力者、さらにかつての弟子グレアム・ヴィエンなどを利用し計画を実行に移す。 彼の目的は3000年前のバベルで死亡した女性騎士を救うこと。3000年前、神聖騎士団は「神の門」の召喚実験を行っていた。完全索引から「神の門」を構成する神音を引き出そうとする試みは、実験に参加していたある騎士が恋の神音を引き出してしまったことで失敗に終わり、想い人である女性騎士は完全索引をめぐる戦いで命を落とした。失敗の原因を作ってしまった騎士はその神音を楽器に残し、それを手に入れた倉本滋雄はその気持ちを共有することになり、歴史を改変して彼女を救うためバベル再演を実行し、その悲願を叶えるための神音を手に入れることに成功したが仁との戦いで命を落とした。
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