その他の活性化剤
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/08/13 13:31 UTC 版)
無水酢酸:1965年にJ. D. AlbrightとL. Goldmanによって報告された方法である。この方法でのジメチルスルホキシドの活性化は室温程度の熱が必要であり、この条件ではプメラー転位が起こりやすいため適用できるアルコールは限定される。 N,N'-ジシクロヘキシルカルボジイミド (DCC):1965年にK. E. PfitznerとJ. G. Moffatによって報告された方法である。この方法ではリン酸などの弱酸が触媒として必要で、室温程度で活性化する。無水トリフルオロ酢酸の系とは逆に1級アルコールの酸化に適する。難溶性のジシクロヘキシル尿素が副生し、分離がやっかいになることがある。 三酸化硫黄-ピリジン錯体:1967年にJ. R. ParikhとW. von E. Doeringによって報告された方法。 五酸化二リン:1965年にK. Onoderaらにより報告された方法。 カルボン酸クロリド:1978年にK.OmuraとD. Swernによって報告された方法。 塩素:1973年にE. J. コーリーとC. U. Kimによって報告された方法。
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