そごう経営破綻後
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「そごう#民事再生法適用など破綻処理へ」および「そごう#沿革」も参照 株式会社そごうは2000年(平成12年)7月12日、記者会見にて「再建計画を断念し、民事再生法の下で再建を図ることになった」と発表し、約1兆8700億円という小売業としては当時過去最大の負債を抱えて事実上倒産した。またグループ各社間で貸付金や債務保証も行われていたため、経営破綻時の各社の負債総額はその運営する店舗の業績とは必ずしも一致しなかった。千葉そごうにおいても約4054億円、新千葉そごうが約953億円の負債を抱え2000年(平成12年)7月12日に民事再生法の適用を申請して事実上倒産した。同年7月26日にそごう、千葉そごうを含むグループ13社が民事再生手続開始決定。 翌2001年(平成13年)にそごうグループ13社が合併。それに伴い店舗名をそごう千葉店に改称した。同年4月22日に千葉そごう美術館も閉館、跡地はそごう千葉店レストラン街「ダイニングパーク」となっている。 経営破綻後、元の千葉そごう本館であった塚本大千葉ビルに入居していた「Bee-One」の運営・管理が、千葉そごうから建物所有者の塚本總業に移り「Bee-One」の名称も使われなくなった。後年はヨドバシカメラ千葉店やかねたや家具店などが入居するテナントビルとなった。そごう千葉店は現在の場所へ移転し自社ビルを持った。 2009年以降、そごうとしては現存する店舗の中で最古となっていた神戸店(1933年開店)が2019年9月に閉店し、エイチ・ツー・オー リテイリング傘下の阪急百貨店に移管したため、千葉店がそごうの中で最も古い店舗になった。
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