そこ‐ら

デジタル大辞泉

そこ‐ら

［副］

１ 数多く。たくさん。

「—の年ごろ、—のこがね賜ひて」〈竹取〉

２ たいへん。非常に。

「御送りの人ども、寺々の念仏の僧など、—広き野に所もなし」〈源・葵〉

そこ‐ら【^×其^▽処ら】

読み方：そこら

［代］中称の指示代名詞。

１ 聞き手のいる場所のあたりをおおまかにさす。そのあたり。そのへん。「—を散歩してくる」

２ 聞き手に関する事柄のだいたいの程度をさす。そのくらい。そのへん。そこいら。「—が妥当だ」

［名］数量を表す語に、多く助詞「や」または「か」を介して付き、その数量に近いことを漠然とさしていう。その程度。そのくらい。「十(とお)や—の子供にはわかる道理がない」「駅まで二〇分か—で行ける」

あがつま語

そこら

[多]＝其処ら＝そのあたり、そのへん　・「漬物石は　そこらに転がってる石で十分だ」

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「 そこら」の例文・使い方・用例・文例

• 1週間かそこらではニューヨークは見て回れない
• 彼の書斎には，たくさんの本がそこらじゅうに散らかっていた
• この花の種はそこら中に飛び散る
• １時間かそこらなら喜んでおたくのお子さんたちの面倒を見ますよ
• 1分かそこら話していただけだ
• そのショーは2時間かそこらで始まるでしょう
• まだ1マイルかそこら行かなければならない
• おもちゃがそこらじゅうに散乱していた
• 彼らはそこらじゅうにくぎをばらまいてしまった
• 来週かそこらでもう一度会議が持てるでしょう
• その時代、アジ宣伝はそこらじゅうにあった。
• １年かそこら
• 彼は2週間かそこらで元気になるでしょう。
• そこらは楽しい場所です。
• 私はそこら辺を散歩します。
• そこらへんは、男子と女子とでは違うんだってば。
• 彼女はそこらにいますか。
• 彼女は４０歳かそこらにちがいない。
• 彼女が一つ目のグラスを持ち上げたら、水がそこらじゅうにこぼれて店長を呼ぶことになったわ。
• 当初抗議する人はほんのわずかだったが、今やそこらじゅうから湧き起こっている。