すくい方
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/29 21:54 UTC 版)
ポイで金魚をすくい上げる。 ポイは水に浸けるとふやけ、力がかかると破れる。これをいかに少なく抑えるかが一つのポイントである。水面下では平行に近い角度での移動が基本となる。ポイは部分的に濡らすとその境界で強度が不均一になりそこが破けやすくなることから最初に全面を水に浸しておいたほうがよいとされる。 すくう金魚を選ぶことも重要になる。水面近くでじっとしている金魚は狙い目である。また、尾から掬うと破れるため頭からすくい、尾は和紙部分に乗らないようにしたほうがよいとされる。 ポイがモナカの場合には、紙のように特定の金魚に狙いを定めてという方法は難しい。そこで、モナカは金魚のエサにもなることから、縁をほんの少しだけ水に浸けて群がってきたところを数匹まとめてすくい取るのがよい。言うまでもないが、紙と違い最中は一度でも水に浸かると使用不能になるので、まさに一発勝負である。 また、水槽の壁とポイの縁で金魚を挟み、壁に擦りつけながらすくう「壁すくい」と呼ばれる技法があるが、全国金魚すくい選手権大会では2009年より禁止されている。
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