しらはま・紀ノ川
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 17:46 UTC 版)
「くろしお (列車)」の記事における「しらはま・紀ノ川」の解説
「しらはま」は、1956年に天王寺駅 - 白浜口駅間で毎日運転の臨時列車として運行を開始した。1957年に定期列車化され、白浜への観光に便利なダイヤ設定であったが、「きのくに」や「南紀」が気動車化される一方、1963年に気動車化されるまでは客車で運転されていた。1966年に急行列車化され、1968年のダイヤ改正では紀勢本線で運転されている急行列車の運行区間の整理により、名古屋駅・京都駅 - 白浜駅・新宮駅間の運転に変更された。1972年から京都 - 白浜間の列車にはグリーン車も連結されたが、1980年に京都駅 - 白浜駅間の「しらはま」は運行区間を京都駅 - 和歌山駅間に変更して「紀ノ川」に改称、名古屋発着の列車も名古屋駅 - 奈良駅間が残されて「かすが」に統合されて廃止された。 「紀ノ川」の編成も「しらはま」で運転されていたときのまま、グリーン車が連結された5両で運転されていたが、1984年に廃止された。 「紀ノ川」の列車名は、和歌山線内で並走する紀の川が由来となっている。
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