しらびそ峠からのルート
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/03 05:22 UTC 版)
登山経路は、しらびそ峠(標高1,833 m) - 前尾高山(標高2,089 m) - 尾高山(標高2,212 m) - 奥尾高山(標高2,266 m) - 岩本山(標高2,269 m) - 奥茶臼山(標高2,474 m)。前尾高山周辺ではコバイケイソウの小群落が見られ、シラビソ、トウヒ、コメツガなどの針葉樹林の床下には、ゴゼンタチバナ、ヤブレガサ、コケ類が見られる。尾高山は、ヤブレガサを代表する花として、田中澄江により新・花の百名山の一つに選定されている。台風の直撃などにより倒木が増え登山道が不明瞭になり、年によっては昭文社「山と高原地図」などで破線ルートとなることもあったが、2021年8月末までに約600本以上の倒木が処理されて登山道が比較的明瞭化され、同時点ではコースタイム通りに歩けるようになっている。 登山基地となるしらびそ高原 登山口のしらびそ峠から望む南アルプス南部の大沢岳、中盛丸山、小兎岳、兎岳、聖岳(左から)の山並み 岩本山付近からの中央アルプスと北アルプス 2019年11月時点では岩本山から先は倒木で道が不明瞭だった(その後2021年8月までに約600本の倒木が処理され明瞭化) 奥茶臼山山頂付近から荒川岳と赤石岳 奥茶臼山山頂 易老岳付近の崩落地からしらびそ高原~奥茶臼山を望む
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