しゃようぞく

新語時事用語辞典

社用族

読み方：しゃようぞく

接待などの社用という名目で会社の費用を浪費する人。接待と称して高級クラブなどに通い、どんちゃん騒ぎをした挙句、会社経費で支払いするような者を言う。「斜陽族」をもじった語。

社用族は、いわゆるバブル景気の時代には大勢存在したが、バブルが弾けて以降は、めっきり減ったと言われる。ちなみに、2011年6月に銀座のクラブで5000万円規模の脱税（所得税法違反）疑惑が取りざたされたが、そのクラブの主な顧客は社用族であったと報道されている。

（2011年6月22日更新）

デジタル大辞泉

しゃよう‐ぞく〔シヤヤウ‐〕【斜陽族】

読み方：しゃようぞく

第二次大戦後、世の中の急激な変化によって没落した上流階級の人々。没落階級。

[補説] 太宰治の小説「斜陽」から生まれた語。

しゃよう‐ぞく【社用族】

読み方：しゃようぞく

《「斜陽族」の語呂合わせ》社用という名目で飲食・遊興などに社費を乱費する者。