しきんきょうきゅうとは? わかりやすく解説

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資金供給(しきんきょうきゅう)

日銀法に基づく業務一つ

日銀は、日銀法33条に基づいて金融機関資金供給する手形国債その他の有価証券担保として資金貸し付けたり商業手形国債などの債券買い上げたりする。

この際日銀支払資金は、各金融機関開設している当座預金口座振り込まれる貸付額を増やすなどして当座預金額が増えると、金融緩和効果生じる。貸出金利公定歩合適用されるが、現在のところ、公定歩合0.25%と、非常に低い水準抑えられている。

日銀19日会合で、当座預金残高これまでから1兆増やして5兆円程度目安金融市場調節を行うことを決めた公定歩合が低い状況なので、金融機関にとっては、負担少な資金注ぎ込まれるように供給されることになる。

この他銀行資金調達に関しては、銀行銀行資金やり取りするインターバンク市場というものがある。資金余っている銀行資金足りない銀行資金貸し出すというものだ。日銀業務同様に当座預金口座通じて資金やり取りされる。この際貸出利率コールレートで、これが事実上ゼロであることをゼロ金利という。

公定歩合コールレートも、現在はともに非常に低く設定されている。背景には、期末迎えた銀行資金繰り助ける、ということがある。

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(2001.03.21更新




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