さんごくとは? わかりやすく解説

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さん‐ごく【三国】

読み方:さんごく

【一】三つの国。

【二】

[一]古く日本・中国インド、または日本・中国朝鮮のこと。全世界の意にも用いる。

「夫(そ)れ末代俗に至っては、—の仏法次第衰微せり」〈平家・二〉

[二]富士山裾野をひく三つの国、駿河甲斐相模のこと。

[三]古代中国で、後漢の滅亡後に天下を3分した魏・蜀(しょく)・呉のこと。

[四]4〜7世紀朝鮮で、新羅(しらぎ)・百済(くだら)・高句麗(こうくり)のこと。


さんごく 【三国】

天竺インド)・震旦中国)・日本をいうが、朝鮮では新羅高句麗百済をいう場合もある。鎌倉期凝然著『三国仏法伝通縁起』は天竺震旦日本の仏教通史であり、高麗忠烈王代の僧一然『三国遺事』新羅高句麗百済仏教を含む在野史料である。インドから中国経て日本伝えられたものを三国伝来という。

山極

読み方
さんごく


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