さつま‐の‐かみ【×薩摩▽守】
薩摩守
- 汽車電車などの只乗りをいふ。薩摩守忠度(タダノリ)といふ人から出たる洒落語。
- 電車などに無賃で乗ることをいふ。平忠度は佐兵衛佐薩摩守であつたから、その役名を取つて忠度と只乗とをかけたのである。〔犯罪語〕
- 汽車電車などの唯乗(ただの)りをいふ。薩摩守忠度(ただのり)をもぢつたもの。〔隠語〕
- 汽車の只乗り。
- 電車などに無賃で乗ることをいふ、平忠度は佐兵衛佐薩摩守であつたから、その役名を取つて忠度と只乗とをかけていつたのである。
- 汽車や電車などを只乗りすること。又その人をいふ。
- 隠語、ただ乗、平忠度は薩摩守であつたのをもぢつて。
- 電車、汽車等の無賃乗車を云ふ。薩摩守忠度を只乗に洒落れたもの。又無銭飲食の事を「ラジオ」と云ふ。無銭を無線に洒落れたるもの。
- 電車、汽車、汽船を無賃で乗る者。平忠度(ただのり)は左兵衛薩摩守であつたから只乗りを忠度にかけて薩摩守としやれた隠語。
- 乗り物に無賃で乗車すること。薩摩守忠度と「ただ乗」と音が通ずるところから出た語。
- ただ乗り。〔一般犯罪〕
- 無賃乗車。薩摩守の名が忠度(ただのり)というところから(平清盛の弟で歌人)。〔俗〕
- ただ乗り(無賃乗車)のこと。即ち薩摩守忠度から出たもので忠度を只乗にしゃれたものである。
- さつまのかみのページへのリンク