【航空総隊】(こうくうそうたい)
航空自衛隊の組織の一つで、防衛大臣―航空幕僚監部に属し、実戦部隊(戦闘機・高射部隊・救難部隊及び警戒管制部隊)を統括・指揮する高級司令部。
司令部は東京・横田基地に置かれ、有事の際は各航空部隊や各地のレーダーサイトなどとリンクしたシステムにより、総隊司令官(空将)が指揮を執る。
また、ミサイル防衛においては、内閣総理大臣および防衛大臣から「弾道ミサイル等の破壊措置命令」が発令された場合、総隊司令官が「弾道ミサイル防衛の統合任務部隊」の指揮官となる。
司令官・副司令官は空将、幕僚長には空将補である自衛官がついている。
従来、司令部は府中基地にあったが、2012年3月、アメリカ軍との防空・ミサイル防衛の情報共有・連携強化を通じての実質的な防空作戦能力を向上させるため、現在の横田基地に移転した。
隷下部隊
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