考課者訓練
別名:人事考課
【英】:Training for Evaluation for Managers
人事考課は、処遇を決定するためのしくみであるとともに、部下の業務についての課題を明確にし、対策を打つためのしくみでもある。
人事考課制度を定着させるための課題の1つは、考課者が部下の業務について、評価項目に基づいて判断する力をレベルアップさせることである。
人事考課を行うステップには、次の4つ。
(1)評価の根拠となる具体的な仕事ぶりの把握
(2)評価項目の選択
(3)評価尺度の選択
(4)育成・指導ポイントの明確化
この3つのステップごとの留意点を理解し、考課を行うことが必要となる。
考課者訓練では、このステップを事例に基づいて体験し、人事考課の運用のポイントを解説する。
考課者訓練に活用する事例は、評価項目全体を網羅する事例から考課者が判断に悩む事例までいくつかのバリエーションがあり、訓練のねらいによって使い分けると効果的である。
合わせて、人事考課制度のしくみについて理解が不十分な点を明らかにし、社内への制度の浸透を図る。
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