きょくし

デジタル大辞泉

きょく‐し【^×麯子】

読み方：きょくし

中国・朝鮮で用いる麹(こうじ)の一種。穀粒を砕き、水を加えてこね固め、かびを繁殖させたもの。茅台(マオタイ)・濁酒などの原料にする。チャウズ。

きょく‐し【局紙】

読み方：きょくし

ミツマタを原料とする、丈夫でつやのある上質の紙。辞令用紙・証券用紙などに用いる。明治8年（1875）大蔵省抄紙局が設けられ、そこで創製された。

きょく‐し【曲師】

読み方：きょくし

浪曲で、伴奏の三味線をひく人。

きょく‐し【曲私】

読み方：きょくし

私欲にとらわれてよこしまなこと。わたくし。「—のある人」

日本語活用形辞書

局し

読み方：きょくし

サ行変格活用の動詞「局する」の連用形。

終止形

局する  » 「局する」の意味を調べる

日本語活用形辞書はプログラムで機械的に活用形や説明を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ。

日本酒用語集

きょく子（きょくし）

生の穀類を粗く砕いた粉を水で練り固め、煉瓦状・だんご状・円板状にしてカビなどを生やした中国の麹のことをいう。

焼酎・泡盛用語集

きょく子（きょくし）

中国酒に用いられる餅麹（もちこうじ）。きょく子とも書く。粗粉砕したコムギ・オオムギ・アズキ・エンドウマメなどを混合したものに水を加えて木枠に入れ、レンガ状に固める。これをきょく子室に入れ、空気によく触れるようにして3～4段に積み重ねる。きょく子室は土間に籾殻（もみがら）などを敷き、その上に竹製のむしろを敷いてある。きょく子の外側から内部に向かって特有の白いカビが繁殖し、約一か月で出麹となる。きょく子つくりは夏場に行われ、風乾しておいて秋口からの仕込みに使用される。