干瓢むき機 (かんぴょうむきき)
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栽培面積拡大と省力化による能率向上のため、手動式かんぴょう丸むき機から足踏み、動力へと改良されてきた。手回し式から足踏み式に改良されたものである。鉄棒を果実の中心部に挿し込み、卓上の円形で突起のついた部分で果実の尻を固定し、足踏みで果実を回転させながら、皮ひき器で外皮部を取り除き、(写真)下におりている鉋の付いた腕を上に持ち上げて、内皮部の上に当てて帯状に剥いてゆく、芯に達したら、剥いていない部分に鉋を下げてゆく、最後尻部まで順次繰り返してゆく。全高127cm、台までの高さ70cm、台の長さ110cmである。昭和10年頃から栃木県の主産地で昭和30年頃まで使用され、一部地域では現在も使用されている。 |
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