かわうそ君(動物)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 07:01 UTC 版)
「伝染るんです。」の記事における「かわうそ君(動物)」の解説
直立歩行し、言葉(日本語)を話すカワウソ(外見はカワウソの着ぐるみを着た太った人間にしか見えないが、製作技術の低い古いカワウソの剥製には、このキャラクターと酷似する風貌のものもある)。1967年生まれ。本作品に最も多く登場している。不可解な言動・行動によって、周囲を振り回すが、稀に優しい一面も見せる。かっぱ君がハワイに旅行したことを知って以降、ハワイに異常な執着を持つようになる。またハワイ以外にも一つのことが頭に浮かぶと、それにひたすら執着する。かっぱ君のお姉さんに執着していた時もあった。後に英語に凝りはじめたり、「これからはポルトガルさ」と、ポルトガルに傾倒するようになる。約束屋、憶測屋、かわうそ急便等、時折、商売を行っている。老人から好かれているが、かわうそ自身は若者に好かれたいと思っているため、老人に対して結構冷淡な対応をしている。ある老人から「かわうそ君には、男子中学生の、“ただ、そこにいるだけ感”がある」と言われたことにより、男子中学生を憎むようになる。『外伝『サラマンダー』』では、2012年に日本の環境省がニホンカワウソを絶滅種に指定したため、今更ながらにアイデンティティーの危機が訪れる。
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