かつてのファッションスタイル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/03 00:28 UTC 版)
「名古屋嬢」の記事における「かつてのファッションスタイル」の解説
分厚い前髪に太い縦巻きカール、頭頂部付近で髪にボリュームを持たせた盛り髪などといった派手なロングヘアが東京のファッション誌で注目され、当時としては特徴的なこれらの巻き髪が「名古屋巻き」と呼ばれるようになり、その後に全国的に定番化していった。 ファッションの特徴は日本のギャル系アパレルブランドの洋服を百貨店で購入したり、落ち着いたコンサバファッションの名古屋嬢達は一見おしとやかに見えるものの、海外高級ブランドのバッグやアクセサリーを合わせるスタイルで、派手さよりも豪華さが際立っていた。携帯するブランド物の装飾品は誰からも分かる定番商品やロゴが目立つ箇所に入っていたりと、他人が見てブランド名を容易に判別できるものを身につける傾向があった。 洋服や高級ブランド品は、自身が仕事の給金で購入するのではなく、同居している両親が百貨店の外商で購入したり、母親同伴で高級ブティックに出かけて高価なブランドものを大量に買ってもらう(名古屋買い)消費スタイルが多かった。また一つの商品を母子で共有し一緒に使うこともあった。
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