飾り熊手とは? わかりやすく解説

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飾り熊手(かざりくまで)・福笹(ふくざさ)について

飾り熊手(かざりくまで)、福笹(ふくざさ)古来より熊手農具であり掃除具であり、あるときは武具にも活用され経緯をもつものですが、一方には厄を掃き清める神聖な道具(神具)という側面があったことから、江戸時代より福をかき集めるという「招福縁起物」とされてきました

当初は、熊手様々な吉兆を飾付けた「飾り熊手」が江戸大鳥()神社酉の市例年11月酉の日一の酉二の酉三の酉)で販売されるようになり、その後関西にも伝わって戎神社戎まつり例年1月10日前後3日間=宵戎十日戎残り戎)でも販売されるようになりました

一般家庭には「家内安全」を、商いには「商売繁盛」を祈願して買い求められますが、関東のものと関西のものとには違い見られ関東では最初から吉兆付いた熊手買い求めるに対して関西では熊手の他に笹も用意されていて、買い求めた好み吉兆別途買い求める熊手や笹にその場取り付ける方法取られています。吉兆取り付けた笹を「福笹」といいます
吉兆飾りそれぞれに招福のいわれがあるものを取り付けますが、関東では「おかめ=お多福」、関西では「戎」の飾りものは絶対欠かせないものとされています。




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