かきつ・く

デジタル大辞泉

かき‐つ・く【^×掻き付く】

読み方：かきつく

［動カ五（四）］

１ しっかりと取りつく。とびつく。

「マルという犬が、黒毛の尻尾(しっぽ)を振って、いきなり岸本へ—・いた」〈藤村・春〉

２ 頼りとしてすがりつく。

「いとど—・かむ方なく、悲しげに眺め過ごし給ふ」〈源・蓬生〉

［動カ下二］

１ 乱れた髪などを櫛(くし)でなでつける。

「草枕ねくたれ髪を—・けしその朝顔の忘られぬかな」〈続詞花・恋中〉

２ 身につける。とりつける。

「弓矢—・けて」〈著聞集・一二〉

文語活用形辞書

書付く、書き付く

読み方：かきつく

カ行下二段活用の動詞「書付く」「書き付く」の終止形。
「書付く」「書き付く」の口語形としては、カ行下一段活用の動詞「書付ける」「書き付ける」が対応する。

口語形

書付ける » 「書付ける」の意味を調べる
書き付ける » 「書き付ける」の意味を調べる

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Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

かきつく

出典:『Wiktionary』 (2020/06/11 06:28 UTC 版)

動詞：搔

かきつく【搔き付く】

1. 飛（と）び付（つ）く。しがみ付（つ）く。
2. 頼（たよ）りにする。

かきつ-く 動詞活用表（日本語の活用）

カ行四段活用
語幹	未然形	連用形	終止形	連体形	已然形	命令形
かきつ	か	き	く	く	け	け

動詞：書

かきつく【書き付く】

1. 書（か）き付（つ）ける。

かきつ-く 動詞活用表（日本語の活用）

カ行下二段活用
語幹	未然形	連用形	終止形	連体形	已然形	命令形
かきつ	け	け	く	くる	くれ	けよ

諸言語への影響

• 現代日本語: かきつける