お手玉

Juggling用語事典

お手玉

読み方：おてだま

日本で昔からある子供（とくに女の子）の遊び道具。その歴史は平安時代にさかのぼるという。布の中に小豆が入っており、西洋のビーンバッグよりずっとやわらかい。 遊び方はいわゆるジャグリングだけではなく、さまざまである。お手玉をしながら歌う数え歌のようなものもある。単なる遊びではなくこれを通して行儀作法や昔話が伝えられていった。 お手玉の伝統は日本各地にあり、その形も素材も地域によって多種多様でおもしろい。動物や果物の形をしたお手玉もある。 日本古来からのジャグリングのスタイルはおもしろいことに西洋ではトリックとされているシャワーである。それゆえ3つのボールでカスケードを練習するとき、思わずボールを手渡してしまう癖が抜けきれずに苦労する事になる。お手玉で4シャワーができるおばあちゃんもいるほどで驚かされる。 関連リンク ,日本お手玉の会